猫の去勢について

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猫の去勢のメリット

ペットの猫を動物病院で去勢するかどうかは飼い主の大きな悩みになります。猫の去勢によるメリット、デメリット、手術の流れを知ることで去勢の判断はしやすくなるでしょう。始めに去勢のメリットを説明します。去勢のメリットには主に2つあります。1つ目のメリットは、スプレー行動の防止です。スプレー行動とは、自分の縄張りや自分の存在を他の猫にアピールするために、いつもより濃いおしっこをかける行動です。このスプレー行動は、オスの猫の性ホルモンが影響しているといわれています。去勢をすることで性ホルモンが減少するのでスプレー行動を防止することができます。2つ目のメリットが、発情症状の予防です。オスの猫は、発情期をむかえると他の猫とケンカをしたり大きな声で鳴き続けたり、攻撃的になり引っかきや噛みつきが多くなったりします。これらの発情症状は、飼い主にとっては悩みの種になりやすくなります。しかし、動物病院で去勢手術をすることで発情症状を抑えることができます。

猫の去勢のデメリット

猫の去勢のデメリットは主に3つあります。1つ目のデメリットが、肥満になりやすいことです。1997年に、去勢したオス猫と去勢していないオス猫を調査した結果、去勢したオス猫は肥満になりやすいことがわかりました。これは、去勢手術後のストレスによる摂食量の増加が原因なのか、基礎代謝が減少したのか、理由は明確にされていません。しかし、肥満になりやすくなることは確かです。2つ目のデメリットが病気にかかるリスクの増加です。去勢手術を行なうことによって下部尿路症候群や糖尿病といった病気にかかりやすくなるといわれています。これは去勢手術によって肥満になったことが原因になることもあれば尿道が狭くなることが原因になることもあります。

去勢手術の流れ

去勢手術の流れは、複雑ではありません。まずは千葉にある動物病院に予約して、手術当日に猫を病院へ連れて行きます。まずは触診をおこないながら体温や心音をチェックします。次に点滴をおこなうために留置針を入れ、麻酔前処置・麻酔導入・麻酔維持を行います。麻酔につかわれる成分は、ケタミンやプロポフォールなどです。麻酔が効いてきたことを確認すると点滴が開始されます。去勢手術の場合は、睾丸周辺の毛をキレイに剃って消毒を行います。手術自体は1時間以内で終わります。去勢手術が終わると、ガス吸入麻酔をきって手術終了です。メスの避妊手術の場合は、入院が必要になることがありますが、オスの去勢手術の場合はほとんどがその日で退院できます。

動物病院予約の際に必要な情報

  • ペットの症状(元気さや食欲、便や尿の状態など)
  • ペットについて(大きさや性別、種類、去勢の有無など)
  • 飼い主について(名前や住所など)

ネコの代表的な感染症

猫汎白血球減少症

猫パルボウイルスが原因の感染症です。この感染症にかかってしまうと食欲不振や高熱、下痢といった症状が表れます。子猫にかかると1日で死んでしまうこともある危険な病気です。動物病院で予防接種を受けることができます。

猫カリシウイルス感染症

猫カリシウイルス感染症は、猫の風邪のような感染症です。クシャミや鼻水といった症状が目立ちます。しかし、症状が進むと口周辺に腫瘍ができることもあるので注意が必要です。こちらも動物病院で予防接種を受けることができます。

猫ウイルス性鼻気管炎

食欲不振やくしゃみ、咳、鼻水といった症状がでる感染症です。猫インフルエンザや猫コリーザともいいます。免疫力の低い子猫や老齢猫は同時に肺炎を起こすこともあります。猫ウイルス性鼻気管炎も動物病院で予防接種を受けることができます。

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